記事内に広告を含む場合があります。
当サイトでは、運営費のためにアフィリエイト広告を一部利用しております。
消費者庁が問題視している不当な表記は行わないように努めておりますが、万が一問題がありましたらお問い合わせよりご連絡ください。
当サイトでは、運営費のためにアフィリエイト広告を一部利用しております。
消費者庁が問題視している不当な表記は行わないように努めておりますが、万が一問題がありましたらお問い合わせよりご連絡ください。
オリジナルキャラクターのネーミング作業はとっても重要。
創作というのは現実と違い、名前と人生が少なからず結びつくものです。
だからこそ、決め方がわからない…迷走してしまう…なんて悩みは、あるあるですよね。
名前から見た目を、見た目から性格を、性格から声を…。
読んでくれている人にキャラクターを覚えてもらうための「一番最初のきっかけ」になり得ます。
悩みは尽きませんね…
今回は、私が創作キャラに名付けるときにやってることを、この記事一本にまとめてみました。
名付けるときのポイントやコツを細かく解説・お世話になってる参考サイトもご紹介します。
実際に、ここに書いている考え方と参考サイトだけでなんとかなってることが大半です。
キャラの名前に迷っている方は、ぜひ一読を!
さっそく、自分が実際に使っている名付け方法をご紹介!
大きく分けて3パターンの考え方でキャラクターの名前を決めています。
もちろんこれらを組み合わせて考えることも可能です。
例に挙げているのは和名ですが、考え方を少し捻れば外国人っぽい雰囲気にもできます。外国人名や苗字などについては、後半で紹介しているサイトや資料を参考にしてみてください。
キャラデザ用テンプレの配布もしています。
デザインと名前を同時進行で考えたい場合はぜひ使ってみてください!
オリジナリティ | |
難易度 | |
描写への影響力 |
まず、苗字と名前、どちらでも構わないので「一文字だけでいいので自分で決める」のは一押しです。
「名前」というよりは「テーマ」として考えてもらった方が思い浮かびやすいかもしれません。
炎を扱うキャラなら炎や火、イメージカラーが青なら蒼や碧、神社に関係するなら社や神…。
シンプルな発想でも大丈夫ですよ!
名前に入れたい「一文字」が決まったら、後はそこに人名に使われやすい言葉を付け足すだけ!
男性なら…
「夫」「男」「也」「斗」「太」「士」「人」「仁」「貴」「真」etc…
女性なら…
「子」「花」「衣」「那」「音」「乃」「愛」「心」「香」「羽」etc…
例:機械が好きな男の子の一文字を「鋼」と決め、男性人名に使われやすい「也」と付け足して「鋼也(こうや)」と名付ける。
「○太くん」「○子ちゃん」など現実でも使われやすい言葉と組み合わせることで、創作上であっても、覚えやすく馴染みやすい名前を作ることができます。
付け足すのではつまらない…と思ったら、「一文字テーマ」を少し変えてみましょう。
語感が長すぎなければ二文字にしたり、逆に収まりが悪いなら削って一文字にしたり…。
最初に大まかなテーマを決めてしまえば、自分で連想したり調べるのも効率的に進められるはずです。
代表的な作品で言えば、遊☆戯☆王の歴代主人公も「遊」という一文字が大切にされてますね…!
オリジナリティ | |
難易度 | |
描写への影響力 |
ありがちに見えますが、実際にやると意外と難しいやつです。
この名付け方は、作品の設定がどこまで決まっているかで難易度が変わります。
まだ世界観がぼんやりと決まった程度で、主人公以外にキャラがいない…という状態なら、「○○っぽいキャラを作りたい」という「○○」を名前にしてしまうという感じでサクッと決めることができます。
例:主人公にとって太陽のような存在のヒロインを作りたい…という気持ちで「陽光」と名付ける。
「セリフや文章」と「名前」を掛け合わせてインパクトのあるフレーズが作れるのが、この名付け方の最大の強みです。
人名というより名詞に近い名前になるため、そっと文章の中に忍び込ませることもできちゃうのです。
しかし、既に様々な展開や出したいキャラまで決まっていると、属性と名前が一致する言葉を探すのが大変。
名付けた後に、名前通りにキャラを動かさなくては…とプレッシャーになることもあるので要注意です。
「名は体を表す」とは言いますが、強引すぎるのはNG!
属性と名前をほぼ同時に決めてしまえば、違和感や縛りは減ります。
キャラを作っている途中でビビッと来る言葉があれば、そこで名付けてしまうのも手ですね!
この方法で付けた名前は、キャラと名前の結びつきが非常に強くなります。
名前が「属性そのまま」なら苗字は少しありふれたものにするなど、くどくならないようにするのがコツ!
オリジナリティ | |
難易度 | |
描写への影響力 |
3つ目は、一番考えやすく多くの方がやっていそうな方法です。
辞書や本、参考サイトなどを見ながら、キャラクターに合った言葉をピックアップ。
そこから名前にできそうな言葉を厳選し、人の名前にしても違和感がないように仕上げます。
例:雪女がモチーフのキャラに、雪からの連想ワードである「深雪(みゆき)」という言葉を変換した「三由希(みゆき)」という人名を付ける。
既に作品がスタートしていて、追加キャラを考えるとき。
世界観の設定がガッチリ決まっている中で、統一感とオリジナリティのバランスを取りたいとき。
とにかく名前を決めてからキャラ作りを始めてみたいとき。
辞書から、好きな本から、テーマにしてる世界観の用語から。
ことわざから、慣用句から、数字から、色の名前から、生物の名前から…。
あ、あれ?多すぎない?迷っちゃうよ~!
そうなんです。
個人的にこの方法の欠点は「連想ワードが幅広すぎて迷走しやすい」ことだと思います。
キャラクターの設定から共通点のある言葉を探して調べていくうちに、のめり込みすぎてしまい、最終的に関連性の薄いワードにたどり着いてしまうかもしれません。それでは元も子もないですよね…。
「連想ワード」は便利ですが、どこまでも繋げられるから…と闇雲に調べ続けると余計に悩みが深まってしまうかも…。
ある程度調べてもピンと来るようなものが無ければ、程々のところで止めた方がいいかもしれませんね。
名前に囚われすぎず、それ以外の設定を考えているうちに、先ほど紹介した「一文字だけ自分で考える」「キャラ属性をそのまま名前にする」といった方法で決められるときが来るかもしれません!
息抜きも大事ですよ…!
名付けるときに便利な言葉・人名サイトはここからご紹介します。
特に今お話した連想ワードから名付けたい方には必須です!
ここまでに書いた「名前の付け方」を踏まえて、それに使える参考サイトを紹介していきます。
人名や用語をまとめてくれているデータベースサイトはたくさんありますが、ここでは実際に私がお世話になっているサイトを厳選してみました。
また、サイトだけでなく、手元に本を置いておくのもオススメです。
特に日本人の苗字を自分で一から作るのは大変なので、辞典などが一冊あると便利かも…!
かなり参考になる便利なサイトです。
漢字一文字、中性的、和風、色を使った名前…等々、創作者にありがたいカテゴリ別に分かれています。
また、人名ではないけど「使えそう」な動物や植物の名称などもまとめてくれているので、そこから自分で考えていくこともできます。
ヨーロッパ系の姓名を記録したデータベースです。
外人キャラの名前に困ったらとりあえずココ!というくらいにお世話になってます。
原文表記とカタカナ表記があるので、日本人にとって読みやすい語感をチョイスすることもできます。
その名の通り、キーワードを入力すると連想される言葉を表示してくれます。
キャラの設定に入っているような特徴を入力すると、驚くほどたくさんの言葉が!
ハマりすぎると頭がパンクしそうにもなるので程々に…!
また、こちらは名前以外にも小説の表現などで困ったときにも使えます。
カテゴリ別に分かれた辞典で、様々な国の言葉に対応しています。
多言語に対応してるのがとても便利です。
名前以外でもファンタジーの建物や街、チームの名前、必殺技などの参考にもなりそうですね。
全国の苗字の種類や由来に特化したサイトです。
「名前は決まったけど苗字はどうしよう…」と悩んだときにすごく助かります。
とても珍しい苗字や、特定の地域にまつわる苗字の記載など多岐に渡るので、創作にもばっちり使えます。
どうしても思い浮かばずに困ってしまった場合は、ランダム生成してくれるサイトを使うのも手です。
ただし、ランダムで出てきたものをそのまま使うと「愛着が湧かない」「自分でも忘れてしまう」などの問題が発生しやすいです。
アイデア程度に、一文字だけ拝借する、苗字だけ使う…などの限定的な使い方がオススメです。
もしくはNPCやモブキャラなど、ちょい役の名前を手っ取り早く決めたい場合に使うといいですね。
大事なキャラはできれば自分でしっかり名付けてあげたい!
最後に、創作キャラの名前を「決めた!」となる前に確認しておきたいポイントをお話します。
凝れば凝るほど、難しい漢字を使いたくなってしまうもの…。
あえて複雑な世界観やキャラを演出したいのなら大丈夫ですが、そうでなければ「初見で読めなさそうな漢字は使わない」のがベターです。
多少難しい漢字でも、名前を出す「頻度」を上げることで覚えてもらいやすくなります!
ちょっと個性的な名前を使いたい場合は作品内で意識してアピールしてみましょう。
既に決まりかけた名前の語感が良くて気に入ってる場合は、同じ読みでわかりやすい漢字に置き換えてあげると良いですよ。
名前を考えているときは、常に名前とにらめっこしている状態だと思います。
が、意外と「名前にこだわりすぎ」「苗字にこだわりすぎ」という状況に陥っていることもあります。
これでどうだろう?と思ったら、デジタルでも良いので白紙の上に書き出してみましょう。
画数の多い漢字を使いすぎたり、姓名のバランスが悪いと、苗字と名前の境界がわからなくなってしまいます。
漫画でも小説でも、字面はとっても大切です!
実際に声にして名前を読んでみるのも大事です。
これはキャラクターの名前に限った話ではないですが、口に出したくなるような言葉はそれだけで印象的で覚えてもらいやすいです。
読者の人が読んでいるときというのは、ある意味キャラが自分の元を離れている瞬間です。
そんなときでも呼びやすい名前がいいですよね!
客観的な読者視点を忘れないために、一晩寝かせてみたり一息ついてから確認するのも効果的です。
名前が長いキャラクターには呼びやすい「あだ名」を付けるのもGOOD!
ステキな名前を思いついた!完璧だ!絶対にこれで行く!
と思っても、残念ながら既に他の作品に登場している場合もあります。
著作権やパクりなどの問題はもちろんですが、「被っていたキャラが有名だと、悪い意味で比較対象にされやすい」のも避けたいところです。
同じ名前のヒロインが色んな作品にいて、あっちの方が可愛いだのこっちは可愛くないだの……もし自分の作品がそういう対象になってしまったら複雑な気持ちですよね。
うちの子が一番かわいいのに~!
最後の最後に、決めたフルネームで検索をしておきましょう!
苗字・名前が完全に被っている場合は再検討が必須。
名前だけが被っている場合でも、それが同じジャンルや似た世界観だと危険です。
神経質になりすぎる必要はありませんが、読みは変えずに「漢字を変える」「ひらがなにする」などの手段はたくさんあるので臨機応変にいきましょう!
以上が、自分が創作キャラに名前を付けるときの流れになります。
少々長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!
悩んでる時間もそれはそれで楽しいですよね~
自分はこれらのやり方とサイトを使えば、大体決めることができています。
創作キャラの名前の決め方に悩んでる方の参考になれば幸いです。
ぜひ魅力的なキャラクターをもっと引き立てるような、素敵な名前を付けてあげてくださいね!
キャラ作りに使える記事