「一人称」の種類一覧 現代風から古風まで…キャラに合わせて使い分け!

一人称一覧
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キャラクターの一人称って、そのキャラが一番多く喋る言葉だと思いませんか?

特に文章で書くと、受ける印象はかなり変わります。

俺、おれ、オレ
私、わたし、ワタシ

名前や性格も大事ですが、一人称もとっても大事。
捻りすぎると読みづらいし、同じものばかりだと個性が出ない…。

創作などでキャラ作りする人向けに、一人称の種類&使い分けについてまとめました。

参考にしてみてね~!

目次

色々な一人称

日本には、様々な一人称があります。
まずは、ズラッとまとめてみました。

現代風、古風など、ジャンルごとに分けています。
定番から面白い・珍しいものまで、こうして見ると本当にたくさん。

キャラ設定に合うものを見つけて採用してあげてくださいね!

現代風

  • 私(わたし)
  • 私(わたくし)
  • 僕(ぼく)
  • 俺(おれ)
  • 俺様(おれさま)
  • あたし
  • あたくし
  • あたい
  • うち
  • わい
  • おいら
  • 当方(とうほう)

古風

  • 我輩、吾輩(わがはい)
  • 我(われ)
  • 儂(わし)
  • 某(それがし)
  • 小生(しょうせい)
  • 余(よ)
  • あっし
  • まろ
  • 拙者(せっしゃ)
  • 拙僧(せっそう)
  • 妾(わらわ)
  • 余輩(よはい)

自分の名前(+ちゃん付けなど)

幼い子供などは、自分の名前を一人称にしていることが多いです。

一人称が自分の名前だと、自己主張が強めな印象に。
女の子だとおませさん、男の子だとやんちゃな雰囲気になります。

大人でも、可愛らしい女性などは自分のことを名前で呼んだりします。
あざといけど憎めない…そんなキャラは「自分の名前」を一人称にすると愛嬌を感じられます。

また、「自分の名前+さん」「自分の名前+さま」など、アレンジによって個性の幅が広がりますね。

子供だけでなく、世間知らずな人外キャラとも相性が良さそう!

漢字・ひらがな・カタカナの使い分け

次に、一人称によるイメージのお話。
これって、実はかなり重要です…!

例えば、強がりな少年が「俺様」と言うのと「おれさま」と言うの、どちらがしっくり来るでしょうか?

「おれさま」の方がショタっぽい…。
でも「俺様」と背伸びしてるのも捨てがたいな…!

「俺様ver」と「おれさまver」で、キャラクター像が2つ思いついた人もいるかもしれません。
同じ読み方でも、漢字やひらがなという些細な差だけで、印象はがらっと変わります。

具体的には…?

「おれさま」を選べば、まだまだ可愛らしい少年らしさ。
「俺様」を選ぶと、子供ながらに将来有望な大物感が出ます。

読者にどう受け取ってもらいたいかを考えて、一人称にもしっかりこだわっていきましょう!

ここからは、定番の「俺」「僕」「私」の一人称について深掘り。
漢字ひらがなカタカナ別のイメージを解説していきます。

一人称使い分け ~俺編~

最初は男性キャラのド定番!
「俺」という一人称。

高校生~大人以上、もしくは大人っぽい性格の男キャラは「」。
まだ子供っぽさが残っている男の子なら「オレ」。
男らしいけど少年の心を残したギャップを狙うなら「おれ」。

そんなイメージで決めていくと良いと思います。

主人公に癖の少ない「俺」を使うと、物語のテンポが良くなります。
が、他の男性キャラまで全て「俺」にしてしまうと、主人公の存在が薄くなったり、誰が誰だかわからなくなるので注意。

「俺様」「俺っち」「俺ちゃん」など、アレンジするのもオススメ。
ちょっと癖のある個性的なキャラに使うと、すごく印象に残りやすくなります!

一人称使い分け ~僕編~

大人しめのキャラや、少年キャラに使われやすい「僕」。
特に少年キャラでは「僕」「ボク」「ぼく」…どれにしよう?と悩む方は多いのではないでしょうか。

大人びてる子供、もしくは真面目な印象の大人なら「」。
ショタ設定を全面に推したいなら「ボク」。
とにかく可愛らしさ重視!あざとい・弱気系なら「ぼく」。

全体的に、大人しい、真面目、クールなどの性格と相性が良い一人称です。
弱々しい印象にしたくない場合は漢字の「僕」がイチオシ。頭脳明晰にも見えますね。

また、「僕」という一人称は、女性キャラでも使えます。

女性キャラに使う場合は、個人的には「ボク」もしくは「ぼく」がおすすめです。
少し柔らかく男性的すぎないので、ボーイッシュな女性キャラには是非!

一人称使い分け ~私編~

最後に、どんな場面でも性別でも使える「私」について。
「わたし」だけでなく「わたくし」と読ませると、一気に高貴な印象にもなります。

王道だけど品のある雰囲気にしたいなら「」。
外人キャラやアンドロイド、異質な印象にしたいなら「ワタシ」。
可愛らしさを全面に出したいなら「わたし」。

公私どちらでも使える一人称なので、汎用性は抜群です。

女性キャラにこだわらず、男性キャラに使うのも結構ウケが良いです。
研究者や貴族など、お堅い男性キャラが「私」を使うと、クールでかっこいい!

こちらも「あたし」や「あたくし」など少し崩してみると親しみやすくなります。
カタカナの「アタシ」だと、おてんばな女の子っぽさが出てきますね!

一人称は、キャラ設定の中でも最重要!

現代から古風まで使える色々な一人称と、定番の一人称の使い分けについてお届けしました。

古風な一人称でも、ひらがなにすると読みやすくなります。
逆に、少し難しい漢字を使うとお堅い印象のキャラクターに。

古風すぎて読みづらい場合は、ひらがなにした方が読みやすいかもしれません。名前と同じで、読者視点から考えるのも大事です!

また、一人称を2つ使うというのも良い手法です。

普段は「私」と言うクールで大人っぽい女性。
だけど、子供の頃は自分のことを「○○ちゃん」と呼んでいた…なんてギャップがあると、好きな人にはたまりません!

スパイや二重人格など、多面性のあるキャラにもピッタリです。

一人称は、年齢と共に変わっていくことが多いです。
公私で使い分けるのも良し、大人になって自分の名前呼びから俺や私に変わっていく姿も良し!

一人称は、話のテンポ、台詞の説得力などにも関わってくる重要ポイント。
手を抜かずに、キャラに合ったものを選んでいきましょう!

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