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絵描きの皆さん、モニターにこだわってますか?
イラストを描く上で液晶モニターというのはとっても重要。
色味の正しさはもちろん、目が疲れにくいものを使用することで集中力アップにも繋がります。
軽く10年はデジ絵を描き続けてきた私は、「モニターは妥協するな!」と声を大にして言いたいです。
この記事では、モニターの種類や選び方を説明しながら定番のモニターなども紹介します。
これから絵を始める方や、既に描いているけどなんだか目が疲れちゃう人など…悩んでいる方の参考になれば幸いです。
2022年5月に、私イチオシのモニターの後継モデルが発売されました。
【おすすめモニター】の項目で解説しています。
冒頭で述べた通り、モニター選びに妥協はしてほしくないです。
ちょっと良いパソコンを買って、モニターは後から適当で…なんて選び方はしていませんか?
また、絵が大事だからと言って安易に鮮やかに見えるものを選ぶのも危険です。
テレビのように、何でも鮮やかに見えすぎるものは目への負担が大きいです。
長時間モニターを見て作業をする絵描きにとって、目の疲れはできるだけ避けたいもの。
目が疲れると、頭痛や肩こりにも繋がって集中できなくなります…
そして、自分の描いている絵を正確な色合いで見ていないと、「他人が見たときに何か違うと感じる」「印刷したときにギャップが生じる」などの問題も発生します。
極端に安いモニターを買ってしまうと、色の再現度が低く、こういったズレが生まれやすいです。
自分では綺麗に描いたつもりが、人から見たら色がくすんでる…なんてことも。
特に、液晶ペンタブレットで絵を描いている方は、液タブの画面と実際の色味が違うこともありますので、モニターは妥協しない方がいいですね。
じゃあ具体的にどんなモニターが良いの?
これらの条件に当てはまるものがオススメです。
\これならピッタリ!/
ノングレア、またはアンチグレア。
これは液晶が「非光沢」ということです。
テレビやスマホなどには主にツルツルとしたグレア加工がされており、映像が色鮮やかに見えます。
ですが、液晶に自分が映り込んでしまったり、反射した光で目が疲れやすいです。
長時間の作業を目的としているならば、非光沢液晶の方が映り込みや反射が無く、目にやさしいです。
液晶パネルには3種類の方式があります。
これらの違いは説明すると長くなってしまうので、ざっくりと。
TN方式は、安くて応答速度が速い、ゲーム向き。
VA方式は、コントラスト比が高く、映画や動画鑑賞向き。
IPS方式は、視野角が広く色の再現度が高い、デザイン向き。
こんな感じで認識してくれれば大丈夫かと思います。
ISP方式は少々値は張ってしまいますが一番デザインやイラストに向いているので、これを買っておけば間違いはないと思います。視野角が広く、姿勢が変わっても見える色味の変化が少ないです。
少なくとも、安いからという理由でTN方式を買ってしまうのは避けましょう!
(別の角度から見ると画面がかなり暗くなるので絵には不向き…)
IPS方式でもちゃんとゲームできますよ~
フルHDというのは、ディスプレイの解像度のこと。
最近はフルHD以上の解像度を誇るWQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)もあります。
が、今はまだまだフルHDが主流で、高解像度モニターを買っても活用できる機器は少ないです。
他に目的が無ければフルHD、もしくはWQHDのモニターで十分でしょう。
自分の使っているペンタブレットや周辺機器などの対応解像度を調べておくと良いです。
また、モニターのサイズも大きければ大きいほどいいってわけではないです。
机に置けるサイズの中からそこそこ大きいものを選んでおけばOK!
無理に大きすぎるものを買うと、画面が広すぎて目が疲れたり、絵の全体像を掴めない原因にも繋がります。
24インチくらいを使ってる人が多いみたい!
モニターのメーカーでおすすめと言えば、やっぱりEIZOさんです!
かなり昔から色の正確さや耐久性に定評があり、信頼もされている日本の企業です。
かくいう私もEIZOの旧社名であるNANAOのモニターを10年近く使っています。
もし「安く済ませたい」と思う方には、そこそこのお値段に感じるかもしれません。
ですが、一度買えばかなーり長く使えるので、絵描きさんなら買って損はないッ!
EIZOのモニターにはいくつか種類があります。
個人で買うときにオススメしたいのは、「ColorEdge」もしくは「FlexScan」です。
引用元:EIZO公式サイト「どこが違う?ColorEdgeとFlexScan」
ColorEdgeはプロ向けカラーマネジメント対応モニター、 FlexScanは安価で万能なコスパの良いモニターという感じです。
また、「カラーマネジメント」とは、ディスプレイやプリンターなど異なるデバイスでの色の差異を無くし管理するシステムのことです。
実際の作品とディスプレイで見る作品の色に違いが出ないように調整してくれるってことですね!
どっちを選ぶべき?
迷ったらコレ!
こちらは比較的安価なFlexScanシリーズ。
ColorEdgeシリーズに比べると性能は劣りますが、EIZOクオリティは十分!
趣味の範囲で使うなら全く問題はないでしょう。プロの方でもこっちを使い続けている人もいます。
絵描き仲間で「モニター何がいい?」と聞かれると「EIZO」と即答する人も多いです。
「はじめてモニターをちゃんと買う」もしくは「目が疲れる」「色が変わって見える」などの初歩的な部分でお悩みの方は、FlexScanシリーズから入門してみると良いと思います。
24型なので大きすぎないサイズで作業しやすく、手の届く値段に収まっていると思います。
2022年5月27日、こちらの商品はリニューアル!
以前は「EV2480」と名前で、「EV2480-Z」となっているのが新モデルです。
HDMIケーブルの追加だけで、モニター本体の品質は変わりません。
※EIZO公式サイト/「EV2480-Z」と「EV2480」の違いは何ですか?
品質の差はないので安心して購入してくださいね!
プロも使う高性能モニター!
こちらはクリエイティブなお仕事をするプロの方も使ってる定番モニターです。
カラーマネジメントシステムにより、制作した作品そのままに近い色合いで出力ができます。
お値段はとっても高い!(なんと9万ほど…!)
性能を読んでも「よくわからない」と思ったなら、オーバースペックになる可能性もあるので気をつけてください。
デザイナーさんや印刷物を頻繁に作る方など、色の正確さが大事になってくる方はこちらですね。
「想像より高い」「昔より安くなってる」など人によって感想は様々だと思います。
昔よりはカラーマネジメントモニターが手が届く値段になってきましたが、それでもポンと気軽に買える値段ではないですね…。
私も液タブデビューをしましたが、EIZOのモニターを使っていたため、液タブ本体への出費を抑えることができました。
モニターの色再現度が高ければ、無理に高価な液タブを買わなくても大丈夫!
絵描きにとってモニターは絵を描くためのキャンバスに近いもの。
長い時間向き合うことになるので、色やサイズはもちろん、目への負担も考えながらしっかり選んで購入しましょう!
絵描きと目の健康は切っても切れない関係!大切にね!